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Dedication to Koji Yakusho
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役所広司氏に敬意を表して
日本の現代的、歴史的なもの、両方を含んだ全ての中で、役所さんは、映画産業という観点から見たときに、歴史、文化に関する視点を持つ日本人男性の縮図的な存在だと思います。今まで、彼は無限の才能で日本における現代文化、歴史文化を表現してきました。
現代の映画産業が、文化を世界に配信する役割を担うようになって以来、日本を代表して、役所さんほど、貢献してきた人物はいません。この肖像画の題材となった、「シルク」の映画の中で、日本の映画産業、さらに最近では、ハリウッド映画にも芸術的な貢献をしてきた役所広司さんに敬意を表したいと思います。
この肖像画は役所さんが出演した映画作品を通し、日本文化に対するインスピレーション、情熱に火がついて、完成された結晶です。さらに2009年秋に出版される予定の画集にも背後にそれらの輝きが見て取れると思います。
私はいつも、役者、画家、脚本家、映画監督といった芸術家が用いる時空を超えて到達する無限の巧みな影響力で人々を感動させる方法に非常に驚かされます。つまりそれらの才能というのは、エンターテイメントの枠を超えて、私たちを楽しませてくれ、日常生活における方向転換、選択肢の幅を増やしてくれるということではないでしょうか。このように実に芸術家というのは、彼自身の周りを満足させ、自分が持っているかもしれない衝撃に気づくことなく、彼自身の上にある境界線を越えていくことができるということがわかります。つまりいかに彼の創造性が、彼自身の芸術に対する他の人の表現形式を変容させることができるのかということなのです。
役所さんへのこれまでの世界の芸術に対する貢献への賞賛と、役所さんのこれからのご活躍を祈っております。
Judith Kathleen McNeil
Translated by Yusuke Sawaya